レンタカーを予約しよう
レンタカーの予約の流れについて、この記事で解説していきます。
旅行日程が決まり、レンタカー貸出・返却の場所、日時、車種の見当がついたら、
早速レンタカーの予約をしましょう。
フランスに限らずですが、欧州では「事前予約の割引」が広く行われているので、早めに予約した方がお得にに利用できますよ。
予約方法は2つ。
ウェブサイトからオンライン予約か、レンタカー会社に電話するかです。
*旅行代理店やメールでの予約方法は、ここでは割愛します。
日本で予約するか、現地で予約するのかどちらがお得か、メリット、デメリットを考察して後日記事にしますね。
オンライン予約のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
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電話予約のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
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大手レンタカー各社(ハーツ、エイビス、ヨーロッパカーなど)はいずれも日本語の案内サイトを運営し、日本国内にカスタマーサービスを置いているので、日本語で手配ができますよ。
貸出・返却の営業所を決める
多くの人は、日本から空路フランスに着き、その足で空港のレンタカー営業所へ行き、車を借り、そして同じ空港に返却するのではないでしょうか?
では、貸し出し・返却場所のメリット・デメリット・注意点をみていきましょう。
空港 |
空港以外 | |
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営業時間 |
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金額 |
大きい国際空港の場合は、値段設定が安め | 空港で借りるより、やや高め |
車種 |
選択肢が豊富 |
営業所によっては、直前予約では希望の車種がないことも。早めに予約することが必要! |
アクセス |
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営業所が町の中心地にあるとは限らないので、下調べが必要 |
その他 メリット |
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自分の旅行プランに合わせて、必要時に必要な場所で借りられる/返却できる |
その他 デメリット |
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空港で借りる場合
個人的に思うのは、メリットしかないと思います。あえてデメリットを挙げるなら、空港を使わない旅行の場合でしょうか。
空港で借りることをおすすめする理由
営業時間が長い・車種の選択肢が多い・金額設定が安い・複数のレンタカー会社から選べる・予約した車に不具合があっても代替車の数が多い・飛行場についてから営業所までのアクセスが簡単
空港以外で借りる
大手レンタカー各社(ハーツ、エイビス、ヨーロッパカーなど)は、フランス全土に営業所があり、ビジネス出張や効率的に旅行日程を組みたい場合などに便利です。
在住者の人は特に、わざわざ空港まで出かけて借りに行くのも、不便というもの。
特にオートマチック車希望の場合は、近くの営業所で手配できるように、早めに予約したいものです。
私は前日に、必ず確認・念押しをしに営業所に出向くか電話をしています。
フランスですから・・・念には念をいれましょう。
車を乗り捨てたい
行きたい街まで車で行ってそこで車を乗り捨てたい時。
こういう使い方ができるのが、レンタカーのいいところ。
フランスの場合、大手会社はだいたい乗り捨て料が無料ですが、SIXTレンタカーなど会社によっては乗り捨て料金が必要になるので注意が必要です。
国境を超える場合
フランスから国境を越え近隣諸国をドライブするのも、自由旅行の醍醐味です。
陸路で国境を越えるなんて、日本ではありえない!
街の風景、文化も言語も一瞬で変わる体験を味わってみたいもの。
ニースからイタリア方面へ高速で走り抜ける時、モナコあたりで標高高めの山から眼下に望む絶景は、ぜひみんなに味わってもらいたい。
いきなり地中海どぉーん!みたいな。
もちろん、レンタカーでそのまま別の国に行っても問題はありません。
ただし、他の国で車を乗り捨てた場合、多額の乗り捨て料金がかかるので注意が必要ですよ。
日程を決める
フランス(欧州はどこでも)貸し出しは24時間単位。
なので半日借りても23時間使っても利用料金は同じです。
空港を除いて、街中の営業所の規模によっては、日曜・祝日・早朝・夜遅くの貸し出しや返却ができない場合もあるので、注意しよう。
車種・料金プランの選択
車種を選ぶ、この段階で悩んだりしませんか?
私は、車種の選択段階で毎度先に進めなくなってしまいます。
車に興味がないと、日本では珍しい外車の仕様とか、なかなかイメージがわかなくて。
車種を選ぶ基準は人それぞれあると思いますが、まずは以下の3点をハッキリさせることで、選択を大分絞り込むことができます。
荷物(スーツケース)の量・個数
マニュアルかオートマチックか
乗車人数が少なくても、大きな荷物がある場合は、荷物の量に合わせて車を選んでください。
スーツケースってどれも微妙に形状が違うから、ちょっとしたでっぱりのせいで入らなくて焦る、なんてことも。
余裕をもった車種選びをしたいものです。
荷物がたくさんあるなら、SUVやモノスペースがおすすめ。
狭い道の多い南仏方面を旅するなら、小回りの利く車種を選ぶとか、はたまたラグジュアリーなスポーツカーで優雅にドライブもステキ★
オートマチック車は台数が少なく、料金も倍近く高くなる傾向にあります。旅行が決まったら早めに予約しましょう。
当たり前ですが、日本でオートマ限定免許の人は、フランスでもオートマチック車しか乗れません!
その他、確認事項
走行距離 | 無制限か、会社によっては、一日の上限走行距離が決められれている場合がある |
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車保険 | フルカバーを推奨。 安心を買う… |
燃料の種類 | ガソリンかディーゼルか。 |
返却時の燃料満タン |
通常、返却時は満タンにする。満タンでなかった場合、割高な燃料代を徴収される。 |
カーナビ | 通常、仏語か英語。日本語はない。日本語でのナビが必要なら、ルーターレンタルをして、スマホでGoogleマップをカーナビとして使用することをおすすめする。 |
ヤングドライバー追加料金 | 20歳以上25歳未満のドライバーは、追加料金が必要 |
複数ドライバーがいる | 予約時に確認されなければ、現地の営業所でその旨伝える。追加料金が発生する。 |
チャイルドシート |
フランスでは、10歳以下の子供に対してはチャイルドシートの使用が義務づけられている。体の大きさに合うものを選ぶようにしよう。 |
ドライバー情報の入力
名前やメールアドレス等を入力します。
空港で借りる場合は、搭乗便名の入力もします。
飛行機のマイレージプログラムの会員番号や特典割引コードなどがあれば、あわせて入力しましょう。
最後に、予約内容の確認をし、送信ボタンを押します。
予約確認書の受取り・決済
予約が完了すると、予約確認書(予約番号)が発行されます。
予約確認書ページを印刷し、レンタカー営業所へ持参しましょう。
英語で書かれてあるバウチャーが発行される場合は、そちらも印刷し、持参しましょう。
登録したメールアドレスにも、予約確認メールが届きます。
決済は、現地窓口で行うのがメジャーです。
借りるときにデポジット(保証金)をクレジットカードで支払い、返却時に何もなければデポジットで入金したものは返却され、別にレンタカー料金を支払うことになります。
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