フランスの高速道路の走り方
フランスでは高速道路のことを、オートルート AUTOROUTEといいます。
看板は『青色』です!
左の写真が、高速道路のマークです。
『A○』(○の中は数字)とか、高速の路線番号が表記されている場合も。
ちなみに、国道や主要都市への案内は『緑色』の看板ですので、お間違えなく。
『白い』道案内看板は、町や村など、ローカルな場所にあてがわれているようです。
フランス高速道路 料金の支払い方
フランスの高速道路では、基本的に有料で、2つの支払システムがあります。
1. 日本式
2. PEAGE(ペアージュ)式
それでは、一つずつご説明いたしましょう。
1. 日本式
日本と同じく、高速入り口で通行券チケットを取り、出口で距離に応じて料金を支払うタイプ。
2. PEAGE(ペアージュ)式
フランスでは、高速道路にも有料区間と無料区間がある地域があります。
この場合、通行券チケットは発行されず、有料区間の途中の料金所、もしくは入口か出口のいずれかで、料金が徴収されます。
例えば、カンヌからモナコへ行く場合、約50KMの距離のうち、3回ほどペアージュで料金を支払うよ。
料金所
クレジットカード・現金・ETCの支払方法が選択できます。
支払方法に従って、任意の料金所ゲートに進んでください。
ほぼ『無人』ですので、機械での自動精算になります。
クレジットカード支払いができるレーン
『RECU』ボタンを、カードを挿入後すぐに押せば、領収書がでます。
迷ったりして、押すのが遅れると、領収書は発行されません。
日本発行のクレジットカード(VISA)が、昔々使えなかった経験があるので、複数枚クレジットカードがあると安心です。
現金支払いができるレーン
ただし、1、2、5 centimes コインや50、100、500ユーロ札紙幣は使えません。
お釣りも基本的に出ます。
御さい銭箱のような容器に、コインを投入するか、紙幣は専用の受領口に入れます。
料金は、精算機の近くに、『控えめに』表示されていることがあります。
小銭が手元にあると便利です!
『t』マークはフランス版ETC専用レーン
『t』マークはフランス版ETC専用レーンで、登録していない方は通れません!
料金所の↓Xマークの正体
料金上のゲートの上にある緑色の↓のレーンは、通行可能
料金上のゲートの上にある赤色のXのレーンは、通行禁止
フランスの高速道路の制限速度
フランスの高速道路は、普通車の制限速度は130キロです。
ですが、110キロだったり、90キロだったり、常に130キロ走行とは限らないので、標識に注意しながら走行しましょう。
雨や雪の日、風が強い日など、区間によっては110キロや90キロに制限されることもあります。
右端の車線は、制限速度の低い『トラック』や大型車が走行することが多く、車線が複数ある場合は、真ん中の車線を走ってもいいかと思います。
追い越しは、必ず『左側の車線から』行ってください。
ウィンカーもお忘れなく!
ツイート