アフターコロナでこう変わる!2020年以降の海外旅行の仕方 【フランス・ヨーロッパ】
2020年、新年早々、世界中がコロナウィルスの問題で大騒ぎです。
フランスでも3月16日(月)から外出禁止措置がとられ、ご存知のように不必要な外出を行っている人は、135ユーロ以上の高額罰金がかされています。
5月11日(月)より、あまり感染者の多くない地域は、段階的にですが外出禁止措置が緩和されて、自宅より100KMまでは外出許可証なしに外出が許され、一部学校も再開し、少しずつですが自由が戻ってきました。
ですが、これは一部の地域に限られており、第二波がくればまた状況も変わることでしょう。
というわけで、現在もシェンゲン圏を除いて、フランスは国境封鎖に近い状況で、日本からフランスへ入国することも、フランスから日本へ入国することも、かなり難しい状況です。
仮に入国できても、14日間の隔離措置が取られ、『きままな観光旅行』のような旅行は、2020年5月現在、大変厳しいでしょう。
コロナ騒ぎが収束して、旅行ができるようになった場合、これまでのフランス旅行とどう違うのか、考察したいと思います。
アフターコロナでこう変わる!3つのポイント
1. マスク着用義務
2020年5月現在、フランス政府が公共交通機関でのマスク着用を義務づけました。
エールフランスやKLMオランダ航空も、5月11日から乗客のマスク着用を義務づけています。
マスクは乗客自身で用意しなければなりません。
私の予想ですが、今後はパリなど大都市の中心部を除いて、フランス国内旅行は【車で移動】が、増えてくるものと思われます。
車でしたら、飛行機・電車・バス・地下鉄を使うより、不特定多数の人と接触する機会を大幅に減らすことができます。
2. キャッシュレス
現金に触れなくてもいいように、キャッシュレス社会が進行する、ということです。
今やスーパーでの現金の受け渡しは、受け皿を介したものにシフトしており、会計係の方と直接肌が触れ合ったり出来ないようになっています。
ほとんどの客がクレジットカード支払いを好んでしている模様です。
現在は、クレジットカードの暗証番号を入力しなくても良い機械が普及しており、カードをかざすだけで、支払ができます。
3. インターネットでの申請・予約・決済
今後は、直接、人にサービスをお願いすることが減るでしょう。
社会は、AI技術の発展も伴い、人と直接触れ合うようなサービス業が減り、自らインターネットを活用し、オンラインで予約申請をし、決済も行う方向に、加速して向かうでしょう。
これに関しては、別に目新しいことではありませんね。
Amazonなどの媒体を使って、インターネットで注文をしたり、Booking.comでホテルを予約したり、レンタカーを予約したり、このサイトを見ている皆さんは、日常的に行っていらっしゃると思います。
観光地の入場券、オンライン予約も、メジャーになってきました。
実際に、ヴェルサイユ宮殿やルーブル美術館、エッフェル塔などのザ・観光地も、長蛇の列で時間を浪費することもなく、行列を横目に見ながらサッと入場できるのは、気持ちがいいものです。
すでにフランスのガソリンスタンドは「無人/セルフ」が定着しており、スーパーでも「ドライブ」注文と言って、予めネット上のスーパーのサイトで商品をポチり、カード決済をしてから、自分の指定したスーパーへ商品を受け取りに行く方法が、かなり浸透してきています。
「ドライブ」注文のいいところは、注文票さえ持ってドライブ購入専用の場所へ車で行くと、既に商品が全て用意されているので、それをただ荷台に積み込むだけでよいのです。
店内を歩くことなく、買い物時間の節約ができ、人との触れ合いも極限まで減らせます。
手のかかる子供のいる人や、買い物をする時間のない人に利用されていましたが、今はウイルス感染予防に「ドライブ」注文が増えています。