フランスでショッピングをするなら、知っておくべし 【食料編】

shopping_in_paris

このサイトでは、フランスをドライブ旅行をした際に立ち寄るであろう、食料品の調達先をご紹介します。

 

郷に入っては郷に従え、ということで、フランス流の食料品の買い方をご説明いたします。

 

パリなどの大都会でのお買い物というよりは、ドライブ旅行で訪れた地方都市でのお買い物シーンを想定しています。

 

お客様は「神様」ではないことを痛感する国、フランス。

 

ここで、心得を二つほど伝授いたします。

 

心得

  1. 買い物袋は持参すべし。
  2. 挨拶は「必ず」すべし。

 

 

基本的に、お買い物袋は、「有料」です。

 

スーパーではレジの付近に、袋が置いてあるので、必要分を取り、会計してもらってから使用してください。

 

ペラペラした日本のスーパーの袋みたいなタイプから、しっかりした作りの1-2?ユーロで買える袋や、段ボール箱も売ってあります。

 

 

お店では「挨拶」をしましょう。

 

「挨拶」ができない人を、人として扱ってくれない国、フランス。

 

こんにちは・ありがとう・さようなら、この3点セットをマスターすれば、フランス旅行は100倍素晴らしいものになる、でしょう。

 

 

旅のフランス語

 

入店の際・レジの人へ
『ボンジューッ』 こんにちは

 

店を出る際、お会計が終わったら
『メルシー』 ありがとう

 

『オーヴァ』 さようなら

 

この3点は、必ず言うこと。

 

 

ねっ、かんたんでしょう?

 

挨拶の基本、こんにちは!フランス語で、Bonjour、ボンジュールと日本語で記述されることが多いですが、『ボンジューッ』って発音したほうが、現地人に近い音声に聞こえます。

 

同じく、さようならを、Au revoir、オルボワールといいますが、『オーヴァ』の方が、ネイティブっぽく響きます。


スーパーで買い物する

shopping_carry

入り口にて

 

入り口にセキュリティーがいるような、大きめのスーパーマーケットに行く場合、入り口で荷物チェックされることがあります。

 

万引きをしていないかのチェックなので、セキュリティーの方から求められたらカバンの中を必ず見せてください。

 

大きい荷物を持っていると、入り口に荷物を預けて店内に入店するように言われることもあります。

 

 

私はフランスに来た当時、大手スーパーでいきなりカバンの中を見せろと、大勢の客の前で言われ、非常に嫌な気分になりました。

 

万引き犯にされたようないわれようです。辱められたような気分でした。

 

今でこそ、分かるのですが、万引き犯でないことを証明するために、事務的にカバンチェックはされるようです。

 

人によっては、大きなカバンをもって入店する場合は、自らセキュリティーにカバンを見せてから、入店することもよくあります。

 

自分を守るため、カバンの中身を見せるように言われたら、快くお見せいたしましょう。

 

見せるジェスチャーが大事。

 

相手も事務的な仕事でやっているので、真剣にいちいちチェックしたりしません。

 

ショッピングキャリーについて

shopping_carry
大きなスーパーでは、ショッピングキャリーが駐車場に隣接して置いてあります。

 

1ユーロ硬貨を差し込んで、セキュリティーチェーンを外さないと使えません。

 

返却時に1ユーロは帰ってきます。

 

硬貨がない人は、レジや受付の人に言えば、プラスチック製のコインもどきをくれるので、それをショッピングキャリーに入れて使うこともできます。

 

このキャリーは、大量にお買い物をするときに便利で、車まで運んでいくことができます。

 

スーパー備え付けの買い物かごについて

 

スーパーに入り口に置いてある、小さめの買い物かごを店内で使用する場合は、お会計の際、レジ精算する台に商品を置いたら、レジ近くの床にかごを置いてください。

 

スーパーの備え付け買い物かごを持ったまま、レジを通過すると、アラームがなります。

 

レジを通した商品は自分の買い物バックに入れて持ち帰りましょう。

 

買い物用のマイバックを持参する場合、会計の前にレジ係にマイバックの中を見せて、「空」であることを確認してもらうことが重要です。

 

持参した買い物袋の中身をみせないと、レジの人から中身を見せるよう求められます。

 

欲しいものがなくて、店を出たいとき

 

フランスでは、入り口と出口がわかれている場合が多いです。

 

お店に入っても目当てのものが見つからずに、店を出たい場合、入り口に受付があれば事情を話して出ることができます。

 

また入り口が無人の場合、レジの人に事情を話せば外へ通してもらえます。

 

 

絶対悩む、ハム・チーズの買い方

 

スーパーの生鮮品コーナーで、日本にはないものといえば、ハム・チーズ・フランス惣菜コーナーでしょうか。

 

これは、ぜひ試してもらいたい!

 

工場生産分のパックに入った、ハム・チーズ・お惣菜を手に取ることは簡単なのですが、スーパーに量り売りコーナーがあれば、そちらで買う方が断然新鮮ですよ。

 

既製品よりも保存料が少なかったり、自分の欲しい量だけ買えるし、その場でハムやチーズ等切り分けてもらうので、新鮮ですし、地元産が食べられるのが嬉しい。

 

場合によっては味見もさせてもらえます。

 

ハムのスライスも、厚切り、薄切り、紙みたいに薄く・・・なんて好みに合わせて、切ってもらえます。

 

注文も「薄く切ったのを○○枚」みたいに頼めば大丈夫。

 

ジェスチャーでもなんとかなりますが、グーグルの翻訳機能を使って、担当者にスマホを見せれば注文できると思います。

 

旅行中に、簡単な食事で済ませたい場合とか、スーパーでお惣菜を買ってピクニックても楽しいよ!

 

パン・チーズ・お惣菜・ハム・果物・飲み物があれば、高速の休憩所のピクニックする場所で、ほっこりご飯ができるよ。

 

ナイフ、フォーク、割り箸、スプーン、ティッシュがあると便利。

 

 

フランスは農業国。

 

おいしい食材の宝庫です!


マルシェ(朝市)で買い物する

vegetables_in_marcket

 

朝市の心得

 

  1. 午前中のみ市がたつので、正午前には買い物を終わらせるべし。
  2. 現金を持参するべし。クレジットカードは使えない。

 

買いたいものが決まっているならば、一周市を見て回って、商品の状態や値段、お客さんの雰囲気などを見ていって、買うお店を決めるとよいです。

 

値段も品質もまちまちだったりするので、急いでいない場合は、品定めしながら相場をみていくとお得に良い品が手に入ると思います。

 

値段は1KGあたりの値段で表示されています。

 

野菜など自分でお店のかごに入れてお会計をお願いする場合と、お店の人に買いたいものと量を伝えて会計をする場合とあります。

 

欲しいものを必要な分だけ購入できるので、慣れたら便利ですよ。

 

 

マルシェでは、地元の特産品や鮮度の良い生鮮品(野菜、果物、肉、魚、パン、チーズ、ハム等食肉加工品、花)、アート作品、香辛料、お惣菜、家畜動物などが手に入ります。

 

週に1回開かれる地方の町の大きなマルシェとなると地元民がたくさんやってくるので、とても賑やかです。

 

フランスの生きた台所が見られるので、とてもわくわくしますよ。

 

 

駐車場がなかなか見つからないことがありますが、何度もぐるぐる町を周遊していると、買い物が終わって帰る車もたくさんあるので、パーキングは粘ればちゃんと見つかります。

 

公共の場所の無料駐車場は、早い者勝ちなので、空きが見つかったら、ウィンカーをすぐに出して、自分のみつけた場所だと主張してください。

 

躊躇していると後から来た車に、場所をすぐに取られてしまいます。


フランスのスーパーマーケットを考察する

フランスのスーパーマーケット、日本でも知られている会社もいくつかありますね。

 

参考までに、ご紹介しましょう。

 

大規模スーパー

 

代表的なのは、カルフールを筆頭に、ルクレール、オーシャン、カジノ、アンテルマルシェ、コラの6つ。

 

ハイパーマルシェとも言われ、食料品、日用品、家電、ガソリンスタンドも備えており、全てがそろいます。

 

特に、ガソリンは、石油大手EssoやTotal社よりも、安いことが多いです!

 

郊外の広い敷地にあり、駐車場完備、品ぞろえも多い分、店内が広いので、移動距離も多く、買い物に時間がかかります

 

モールみたいな規模のスーパーもあるので、子連れで行くのは、要注意です。

 

帰国前にお土産を大量に買うときとか、種類が豊富なので、便利です。

 

小さな町には、規模をかなり小さくしたコンビニみたいな関連スーパーもあります。

 

 

給油のついでに買い物するのにピッタリ!

 

大規模スーパー

 

Carrefour カルフール carrefour_logo

 

E.Leclerc ルクレール leclerc_logo

 

Auchan オーシャン auchan_logo

 

Casino カジノ casino_logo

 

Cora コラ picard_logo

 

Intermarche アルテルマルシェ picard_logo

 

 

 

もっと小さい規模の町のスーパー

 

有名なのは、以下の通り。主に生鮮品。

 

小規模スーパー

 

Monoprix モノプリ/ファッション・生活雑貨も揃う monoprix_logo

 

franprix フランプリ/Casino系列の食品店 franprix_logo

 

Super U スーパーU/Uグループ内に色んな規模がある。 superU_logo

 

lidl リドル naturalia_logo

 

Aldi アルディ/ドイツ系ディスカウントチェーン naturalia_logo

 

Leader Price リーダープライス/ディスカウントチェーン naturalia_logo

 

フランス農務省が認可した有機食品やオーガニック製品専門店

 

有機食品かつ和食用の食材も手に入ります。

 

例えば、お醤油、お豆腐、お味噌、海藻、梅干し、などなど。

 

Biocoop ビオコープ biocoop_logo

 

Le Marchand Bio ル・マルシャン・ビオ lemarchandbio_logo

 

Naturalia ナチュラリア naturalia_logo

 

La Vie Claire ラ・ヴィ・クレール biocbon_logo

 

Bio c' Bon ビオ・セ・ボン biocbon_logo

 

 

冷凍食品専門店

 

Picard ピカール picard_logo

 

日本でもおなじみですね!

 

保冷機能のある買い物袋を店内で購入できるので、使用をお勧めします。特に夏場!

 

宿泊施設にキッチンがあるときは、ぜひフランスで自炊してみることをお勧めします。

 

その土地の名産品や生鮮食品って、フランス国内でも、ましてや日本で手に入れることは難しいですからね。

 

レストランもいいけど、旅先の旬の食材を堪能していってもらいたいと、食いしん坊ショコラは願うのでした。

 

 

 

 

 

 このエントリーをはてなブックマークに追加 

フランスでのショッピング記事一覧

誰だ、車内に荷物を置きっぱなしにして、観光に出かけている人は〜??ここで心得をひとつ。フランスでは、車内の目につくところに物を置いたまま、車を離れるべからず。この国には「車上荒らし」なる者が生息していて、車内に金目でなくても「モノ」があれば、車を壊して盗んでいく人がいるんですよ。別に外国人を狙っているわけではなく、普通に生活をしているフランス人も被害にあっています。ええ、私の周りでも何人もいますよ...