フランスに何を着ていく?旅行にふさわしい服とは何か?

25_clothes

フランスに行くんだけど、何を着ていったらいい?

 

フランスに住んでいると、遊びに来てくださる友人・家族から必ず受ける質問です。

 

私の答えは、一言。

 

『日本で普段着慣れた服で、動きやすいもの。
何時間でも楽に歩き続けられる、履きなれた靴でいらしてください。』

 


フランスの季節感。どんな服を持っていくべきか考察する。

25_clothes

 

皆さん一番気になるのは、フランスの季節感を知りたいんだと思うんですよね。

 

私が思うに、ざっくりいって日本とあまり変わらない(北欧に行くほど寒くなく、東南アジアに行くほど暑くない)気候だと思うんですよ。

 

フランスって、四季もあるし、南半球に行くみたいに、日本と驚くほどの誤差はないのではないかと。

 

もちろん、地域によっても多少の違いはありますよ。

 

 

夏の日差しが強かったり、乾燥していたり、そういう違いはありますが。

 

だからといって、フランスに行くから、特別にお洋服を新調する必要もないかと。

 

 

旅行に行く時期の東京へ行くときに選ぶ服装、っていう感じで選んでみてはいかがでしょうか?

 

寒がりの人は、重ね着ができる羽織りものがあると便利です。

 

暑がりの人は、脱いで調節できるよう、薄手のものを重ねるようなファッションがよいかと。

 

 

かなり寒がりの私は、8月のフランス旅行でもダウンジャケットを持ち歩きますよ。(飛行機内で大活躍します。)

 

地中海沿岸でも、夏の朝晩は冷えることもよくあるので、真夏にセーターを着たり、普通にしています。

 

ロシア人の友人も、真夏のコルシカ島で、夜、天の川を観察しているときにセーター着てましたから。

 

 

冬の石畳は非常に冷えるので、冬は帽子、マフラー、手袋、厚手の靴下に、厚底の靴が必須ですね。

 

冬装備は、日本以上にあったかい服が必要かもしれません。

 

ヒートテック超極暖、メリノウール下着、ダウンコート、ムートン、毛皮、スキーウェア、寒がりさんは「アイスランド」に行くつもりで装備してね。


旅行という大義名分のもと、お洋服を新調したいアナタ!

two_asian_women_wearing_bikini

 

私からご提案させていただきますなら、旅のお洋服、フランスで購入されてみるのはいかがかしら?

 

旅の荷物はできれば少ないほうがいいもの。

 

旅行でフランスに来ている日本人って、服装で大体わかっちゃいます。

 

現地に住んでいる日本人と、服装が全然ちがうんですよね。

 

思うに、日本から来た旅行者って、きちんと感があって、おしゃれで、清潔で、洗練されている雰囲気があります。

 

日本語をしゃべっていなくても、地球の歩き方とか、ガイド本やカメラを持っていなくても、なんとなくわかってしまう。

 

 

夏場は顕著です。

 

日本人は、日焼けしていなくて、完璧なメイク、帽子、日傘、手袋やカーディガンで日差しカット。
反対に、西洋人は、ここぞとばかりに肌を露出し、もろ肌着、裸に近い恰好で、男女とも街にあふれています。

 

やっぱり、目立つんですよね。
で、こういう「ざ・日本人」の恰好は、スリなど悪党の目につきやすいので、要注意ですよ。

 

私が「カモ」にされたり、「スリ」の被害にあったときは、やはり日本人と一緒にいる場合や、日本人っぽい恰好をしていた時でした。

 

なので、現地人っぽく楽しみたいのであれば、お洋服や小物も滞在地で購入して、思いっきりフランスに馴染んでみてはどうでしょう。

 

 

南仏のリゾート地なら、水着やサマードレスやビーチサンダル、手頃な価格のサングラスを購入してみたり、ビーチ用大判タオルを買って、ビーチに寝転んでいるだけでも、かけがえのないひと夏の思い出となるでしょう。

 

水着とかって、フランスのものは流行も毎年変わるので、値段が安くて、ひと夏できつぶしていく感じ。

 

日本の流行とは根本的にデザインが違います。露出が多かったり。。。

 

日本でも着ることを想定せず、旅行先で着まくる感じで購入するのがよいかと。

 

 

日本でおしゃれにピンヒールを履き慣れていても、フランスの石畳の前では、降参せざるを得ません。

 

幸い、昨今のスニーカーブームは、フランスでも同じで、都会でも洗練された感じでスニーカーを履きこなしているファッションが流行っているので、スニーカーはおススメです。

 

フランスの靴って、幅が狭いことが多くて、3E以上の幅広の足の人は、日本で購入することを強くお勧めします。

 

フランスの革靴って、素材も良くて、素敵なデザインで、ものすごく欲しくなるんですが、幅広足の人には選択肢があまりないのが現状です。

 

反対に、日本で西洋のハイブランドに履き慣れていて、サイズ感があっている人には、フランスでの靴選びは楽しいと思いますよ!


フランスで装うということ。大人の文化、ここにあり。

woman_looking_millor

フランスでは、日本よりも更に、TPOによって、服装は変わりますね。

 

三ツ星レストランのディナーを予約していたり、オペラ座の最も格調の高いブラックタイなどのドレスコードがある催し物へ行かれる場合、ちょっとステキな格のあるホテルへ泊まる時などは、それに合わせた服装をすることは鉄則です。

 

パリオペラ座やヨーロッパの一流オペラハウスでお見かけする日本人の方々は、振り返ってみてしまうような装いの方が沢山いらっしゃいます。

 

ステキなお着物をお召しだったり、美しいドレスだったり。

 

(座る座席によってお客様の服装は違います。)

 

 

もちろん、昼間の公演や、星付きレストランのランチでは、カジュアルな恰好の方も多いので、あまり気張らなくてもいいと思いますが、行く場所の雰囲気でファッションも楽しみたいですね!

 

 

ドレスコードは、自分が楽しむため、その場を共有する人々が楽しむため、その他の人へのリスペクトする意味で存在します。

 

 

お洋服や靴、メイク、ジュエリー、香水をTPOに合わせて変えるのは、大変重要になります。

 

大人と子供が参加できる場所も区別があるので、格調の高い場所へ小さな子供を連れていく場合は、あらかじめ確認するなり、配慮は必要ですね。

 

ベビーシッターに子供を預け、大人はソワレに出かけるものです。

 

(三ツ星レストランに小さな子供を連れていく場合は、少なくとも子供がマナーを習得しており、大人の空間にふさわしく振る舞えることができることが前提でしょう。)

 

 

フランスでは、大人の場所、ファミリーの場所、子供の場所が分かれており、大人の場所ではその場にふさわしいファッションや立ち振る舞いが必要になってきます。

 

バレンタインや新年のちょっといいレストランでのディナーなどは、完全に大人の世界です。(そして、子供のようにはじけちゃう、なんてことも。笑)

 

そういう場所では、思いっきりおしゃれを楽しみましょう!

 

その場にふさわしい服装をすることで、より楽しめますし、場違いな格好だと、楽しめないので。

 

 

ちなみに、ビストロやカフェ、大衆向け、ファミリー向けのレストランなどは、特に服装に気にしたりしなくてよいので、その辺は臨機応変に。

 

いや、むしろ普段着で行ってください!そのほうが、居心地がいいです!

 

夜の外出や外食の際は、タクシーをお勧めします。
もしくは、飲酒はされませんように。

 

フランスでは、実は微量の飲酒運転は許されているのですが、最近は飲酒運転の検問も増えてきているようですので、飲んだら乗るな、運転は控えることをお勧めします。
事故にあったら、旅行もあったもんじゃないですからね。

 


日仏カップルの結婚式に呼ばれた場合の服装

two_beautiful_japanese_women

フランスの結婚式って、ドレスコードやカラーコードがあらかじめ招待状に記載されていることがあります。

 

日本の一般的な結婚式と違って、フランスではブライダルプランナーと話し合いながら決めるというよりは、結婚するカップルが自分たちで全てを決め、披露宴をセッティングしていきます。

 

ドレスコードが決められている場合は、それに従って。

 

決められていない場合は、男性だとスーツにネクタイか蝶ネクタイ。
女性はカクテルかロングドレスが定番でしょうか

 

新郎新婦との関係性によって、お式の趣向によって、よりフォーマルにするのか、カジュアルにするかは判断しないといけません。

 

着付けができる方なら、和装も喜ばれると思います。

 

フランスでの結婚式当日の流れは、昼間に市役所で市長の前で宣誓する「市民結婚式」、人によっては更に教会での「宗教結婚式」を挙げてから、夕刻ごろから披露宴となります。

 

その間、市役所から教会、披露宴会場へ移動もあるので、大人数での参加の場合は車があると便利です。

 

郊外のお城で披露宴をすることもよくあるので、披露宴会場が市街地でない場合も多いです。

 

フランス人の参列者が、相乗りで乗せてくれることもあるので、そこは何とかなるでしょう。

 

 

フランスの結婚披露宴って、レセプション⇒カクテル⇒ディナー⇒ダンス のような流れで、最終的には翌朝まで踊りまくる流れになると思うので、足を休める靴を余分に持っていくことを、おススメします。

 

カラーコードがなければ、女性の場合、白黒は避けて、きれい目のお色のドレス、それにファーシネーター、またはヘッドドレスを着けても、写真映えがしておススメですが、これは私の趣味です。


家族でドライブ旅行、観光地巡りに便利アイテム

  • 歩きやすい靴(ピンヒールはNG)
  • サングラス(運転時に必須) 赤ちゃんや子供用もフランスでは見つけやすい
  • ジャケット(男性) 温度調節や、いい感じのレストランなどに行く際に。
  • 羽織れるもの、ジャケットか大判のストール(女性) 露出度が高い服装の場合、宗教的な施設へ観光する際に必要になることもある。体温調節、日差し除け、何かと便利。
  • しわになりにくいロングワンピース(女性) 黒や紺などは、ちょっとレストラン行くときにも便利。ゆったりめだと楽ちん。 
  • パジャマ(フランスのホテルには浴衣はありません)
  • スリッパ(ホテル室内、飛行機内用) 一流ホテル・ビジネスクラス以外は、スリッパは提供されない
  • 水着(リゾート地・ホテル・スパで使用) ビーチ用には、現地で流行のを購入を勧める。水着は、フランスの方が安くてかわいい。

 

 

 

 

 

 このエントリーをはてなブックマークに追加